参議院選挙の年
参議院選挙の年
旬刊政経レポート新春特別号への寄稿
令和4年の新年を迎え、皆々様の本年のご多幸、ご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
さて、今年は、7月に参議院議員選挙が行われます。参議院議員についての基礎知識をおさらいすると、定数( 定員) は現在245人で、任期は6年。半数が3年ごとに改選されるので、その選挙が3年毎に行われます。都道府県単位の選挙区から選ばれる議員は147人、全国単位の比例代表制で選ばれる議員は98人です。
鳥取県を選挙区として、平成28年の選挙以前は毎回1名の議員が選出されていましたが、いわゆる1票の格差の問題で、県境を越えて鳥取県と島根県を1つの選挙区として、3年毎に1名の議員を選出することとされました。これが合区です。合区は、人口の少ない地域の議員を減らし地方の声が届きにくくなり、選挙区が大きく広がり有権者と政治家の距離が遠くなるなど、大きな問題があります。私は、合区制度の解消を国政の課題と位置づけ、議員活動を続けています。
第2次岸田内閣で、地方を主役とする「新しい資本主義」が具体化されつつあります。また、新しい国の形として 「デジタル田園都市国家構想」が推進されています。私は、令和4年においても参議院議員として、引き続き鳥取県の活力向上にこれらの政策を活用してゆきます。
(竹内功 記)
2022.01.05お知らせ